「和紙に込めた光たち」
今月始まる展示会のタイトルです。
光の切り絵作家・酒井敦美さんと、この二人展へと歩き出したのは、ちょうど1年前の春でした。
二人が共に大切にしている和紙。
「それぞれの想いを、和紙に込めていきたいね・・・。」
和紙に込めた光たち。
作品はどんな光になるのかな・・・。
光はいろいろ。
感じ方もそれぞれ。
春のように温かな光。
強く眩しい光。
暗闇にそっと灯る光。
輝く笑顔も、また光。
温かな言葉に、心にじんわり広がる光。
光が見えない時もあり、
一筋の光に幸せを感じることも・・・。
たくさんの意味を持つ光。
それぞれの光。
和紙に想いを込めて、ひとつずつ形にしていく・・・。
作りながら、ふと想う。
展示会場で笑顔に出逢えることが、今の私の光かな・・・。
「和紙に込めた光たち」
和紙に込めた光たち
| 2012.04.02 Monday
始まりの春
| 2012.03.20 Tuesday
「私も作品に和紙を使っています。」
・・・4年前の春、初めて出逢った展示会場で、交わした会話の始まりは和紙でした。
光の切り絵作家・酒井敦美さんの作品展。
~春の灯だまり展~
風に春の暖かさを感じるようになった春分の日、展示会場もまた暖かな春のようでした・・・。
会場に入ると、優しい桜がお出迎え・・・。
桜の色は、心も優しく染めてくれるようです。
柔らかな光を放つ作品は、光と和紙と温かな想いが何層にも重なり合って・・・。
4年前の春、1人で訪れた彼女の作品展。
今日は同じ場所で、アートを通してご縁が広がったたくさんの方々と、温かな会話を交わしました。
人との出逢いは、本当に豊かで素晴らしい・・・。
木々が芽吹き、桜のつぼみ膨らむこの時期は何か新しいことが始まるよう・・・・。
もしかしたら、まだまだこれから笑顔広がる出逢いがあるのかも。
そんな豊かな想いを感じつつ、ひとつひとつの作品を眺め、
自分もまた新しい始まりを見つめているのかな・・・。
温かな入口をくぐると、それぞれの春が待っているようです。
~3/25(日)まで
酒井敦美さん・光の切り絵 ~春の灯だまり展 ~
扉の向こうに
| 2012.02.15 Wednesday