ことばの間に

| 2016.09.26 Monday

毎年作っている和紙スイーツカレンダー
試行錯誤の作品選びと写真撮影を終え、只今制作中

孤独な作業の中、いつも心温まるひと時が、表紙文字のやりとり。
小さな小さな文字
しかも英語とフランス語





今年の表紙にも小さく綴られた文字
気づいて読んくれる人はいるのだろうか・・・といつも思う。
英語は、12作品の各タイトルを。
フランス語は、新しい年への目標を。
それぞれ親しい友人にお願いしている。


たった一行のフランス語
毎年、お願いするメッセージをメールする。
その後、直接お話をする。
今の気持ちをじっくり聞いて下さり、大切な想いを引き出してくれる。
目標はこれなんだ・・・とはっきり見えてくるよう。
そして一文字一文字真摯に綴って下さる。


タイトル英語にしてくれるのは、同級生
いつも親身に考えてくれる。
頂いた英語は、辞書を片手に意味を調べる。
普段ほとんど触れることのない英語
学生時代に戻ったように。





英語のやりとりはいつも複数回
「間違っていないけれど、イメージが離れてる感じがする」・・・などど、他の表現をリクエストすること度々
申し訳ないと思いつつ、それを繰り返す。

なぜか最後までやり取りが続くものが、毎年一つ出てくる。
今回は「心染まる」というタイトルが。
互いに想いや意図をやりとりする。 

何度か目のメールに、「 何回でもできる限り考えますので、またご連絡下さいね。」というコメントが添えられており、感動・・・
本来ならば、そこでもう充分と終わるべきところ・・・
再度、リクエスト

最後に頂いた英語が想いに重なる!
根気よくつき合ってくれてありがとう。


数年前、栗子を連れて出かけた四国の旅
毎日お天気に恵まれ、一日の終わりに美しい夕日を眺めながら、想いめぐらせていた。
その日の大切なことを、心に留めるように。
そんな「心染まる」
さて、どんな英語になったのかな。





日本語と英語
日本語とフランス語

そのやりとりに、
言葉に変わるその間に、
大切なものがいっぱい詰まっているようで・・・


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