ショコラ華やぐ時ー
3作目のショコラ時計
彼女が選んだのは、銀糸遊ぶ和紙
紫みのピンクがふわりとのっている。
3時の位置にその色を置く。
和紙をよった紐で、ショコラの模様を作る。
くるくると自由に描く作業が楽しいな。
彼女のイメージは薄紫色
それをショコラの模様に入れた。
彼女色のショコラ
背景に合わせながら、12個のショコラをつけていく。
最後に和紙についていたパールを戻す。
彼女を浮かべながら和紙と遊びながら、何とも楽しい制作に・・・
上品な彼女に似合う時計になったかな。
彼女のショコラ時計
私の栗太郎を作ろう!その3
昨年、ギャラリーの椅子に座ってある作業をしていた。
それは至福の時間だった。
「私の栗太郎を作ろう!」にご参加頂いた方の作品カードを作った。
それぞれが付けた名前の栗カードに、作品写真を貼る。
個性豊かな作品に、付けた名前もまた豊かだった。
栗絵、栗姫、夢来栗(むきぐり)、クリリン、くりえもん、クリゲリータ、クリスティーヌ
オリンピッくり~、さぬきマロン、とっくり、くりスマス、フーテンのくりさん
目指せ甲子園、小さい秋見つけた、もういくつねると♪・・・などなど。
「ありがとう」と記した方も複数いらした。
作品が増えてくると、グループができてきた。
野球チーム、旅をして温泉で楽しい宴組
ペットを連れた方、好きな食べ物を持たせた方など、
全く知らない方同士が仲良しになるようで、何とも楽しいことだった。
小学生のお子様も、お2人ご参加頂いた。
作りたいものいっぱいで、次々と形になっていった。
椅子の上は、楽しい小物で溢れていた。
子供は夢いっぱいなのかな・・・
クリームの形、栗の大きさ、持たせた小物、付けた名前・・・
どこかその方と重なっているようでもあり。
それぞれの中にある何かが、豊かに表現されていた。
自分で考え、生み出したもの。
「みんな力がある!」
作品を前に、つい何度もくり返した。
私にとっても、今までにない衝撃的なことだった。
くりエモンからクリスティーヌさんまで、総勢44名の方にお作り頂いた。
「私の栗太郎を作ろう!」
まずは100人を目指していきたいな。
今年もまた機会を頂き、それぞれの世界がとても楽しみ!
2019年「私の栗太郎を作ろう!」
椅子と栗太郎
陶芸家・藤平三穂さんの椅子
豊かな表情が、物語りを感じさせる。
今回の展示で椅子と栗太郎のコラボ作品を展示・販売した。
それぞれの椅子からイメージした栗太郎
手に持っているものは・・・
これは王様の椅子みたい!
座る栗太郎は、どんな時なのかな。
椅子を見ながら浮かべてみる。
ケーキを取る時に使う「ケーキサーバー」
特別にお願いして作って頂いた。
栗形の穴をクリ抜いて。
それぞれに合わせた栗太郎
スッと背もたれの伸びたイスには愛らしい花束を
大好物のモンブランを持ったら王様気分!?
寒い時にはほっクリと・・・
ケーキサーバーには、栗スマス
サーバーがそりのようにも思えて・・・
「赤い帽子をかぶったら、僕も小さなサンタクロース」
栗太郎展11/20(火)~12/8(土)紙の温度ギャラリー(日曜定休)