茶色い机の上に置くと、何色かわからないくらい淡い色の和紙
棒状に折る。
1本づつ、きれいな色が出てくる。
淡い虹色のよう
小さな四角に切って貼っていく。
寒天の和菓子のように。
オパールのような淡い虹色
光に当たるとキラキラ光る。
甘い宝石のよう。
甘い宝石
| 2020.08.24 Monday
夏の和菓子と典具帖紙
| 2020.08.11 Tuesday
透けるほどに薄い和紙、典具帖紙(てんぐじょうし)
その中でもごくごく薄い典具帖紙
透明な夏の和菓子が作りたくて、たどり着いた薄さだった。
目にも涼やかな葛まんじゅうの透明感
実物をまじまじと観察する。
餡がのぞく透けたところ
その奥行き
次第に白へと移っていく姿
1枚の和紙
2枚の和紙
和紙が重なるような透明感
典具帖紙で表現できるかな。
透けるほどに
| 2020.08.04 Tuesday
透けるほどに薄い和紙
てんぐじょうし
その和紙を帯状に切る。
呼吸をしているように、ゆらゆら揺らぐ。
それを三つ折りにする。
折り目ができ、また新たな表情に。
そこから手でちぎり、花びらを作る。
たくさん作る。
くり返し作る。
祈りのような白い花びら。