栗太郎展が始まりました。
会場には、たくさんの栗太郎
作品にちりばめた栗
初登場の家族や仲間達
陶芸家・藤平三穂さんの扉や椅子
ガラス作家・丁子恵美さんの時計が楽しい世界を広げてくれる。
入口には栗太郎のお正月
書初め、獅子舞、コマ回しなどなど、楽しくちょっと笑える作品です。
正面には栗の木のある「栗太郎」の家
藤平さん作の「栗の扉」にそれぞれの部屋
クリスマスイブの夜、お父さん、お母さん、栗太郎に栗子ちゃんはどんな風に過ごしているのかな?
部屋から栗太郎への日常へと、作品は続いていきます。
正面にドンと構えるのは、椅子に座った初登場の栗太郎ファミリー
カチ栗父さん、マロン響子ママ、栗太郎に、妹の栗子ちゃん。
さて、誰がどの椅子かな?
お客様と「どの椅子がお好き?」と楽しいやりとりも。
「私は栗太郎の椅子」
「私はエレガントなお母さんの椅子」
「お母さんの椅子が素敵だけど、自分が座るならお父さんの椅子が楽そう」
などなど楽しい会話も生まれてくる。
藤平さんの楽しい椅子は、いろいろな小物を持った栗太郎とのコラボ作品もあり、
こちらは販売しています。
丁子さん作の栗時計には、皆さん笑顔がこぼれます。
「こんなの作って欲しい」と送ったラフスケッチが、実際の時計になって大感激でした!
楽しく甘い時を刻みそう。
「栗太郎の恋」も久しぶりに、新たな展開へ・・・
最後に「びっクリ!」した栗太郎
壁からのぞいている愛らしいキャラクターは誰なのかな?
他にも栗きんとん君、栗蒸し羊羹君、マロングラッセさんなど、楽しい仲間達も栗の木に乗って初登場!
大工父さんのカンナかけ、響子ママのバイオリン野外コンサートなど、小原和紙作家・加納ご夫妻の素敵な和紙を背景にしっとりした作品も。
1日教室「私の栗太郎!」の生徒様作品コーナーは、これから増える作品が楽しみです。
いろいろ盛りだくさんで、笑いあふれる栗太郎作品の数々
展示はこれから3週間続きます。
会場には時々おりますので(在画日はHP記載)、お会いできたら嬉しいです。
スイーツも華やぐ季節
甘く楽しい栗太郎展へどうぞお出かけ下さいませ。
栗太郎展11/20(火)~12/8(土)紙の温度ギャラリー(日曜定休)
和紙でできたモンブラン「栗太郎」
それは初めて作った立体の洋菓子作品だった。
ただのモンブランだった。
できあがって間もなく、そのモンブランは旅をすることになった。
光の切り絵作家・酒井敦美さんと一緒に。
旅をするならと、カバンを作った。
旅行先から、酒井さんが毎日のように写真を送ってくれた。
「和紙のモンブラン、今日も元気です。」と。
3日目くらいに「栗太郎は今日も元気です。」となり、「栗太郎」という名前がついた。
だから名付けの親は、酒井さん。
写真の栗太郎は、まるで生きているようだった。
栗太郎作品を作るようになったのは、それから。
それは小さな額作品
日々の生活や、びっクリやゆっクリなど「クリ」のつく言葉とも重ねながら。
楽しく不思議な世界が生まれた。
栗太郎は展示会場で、いつも人気者だった。
感想ノートに、小さなお子さんが「栗太郎が好き」とよく書いてあった。
幅広い年代の方に楽しんで頂け、とても嬉しいことだった。
神戸での展示をご縁に、陶芸家・藤平三穂さんと出逢う。
藤平さんは栗太郎作品の椅子を元に、「栗太郎の椅子」を作ってくれた。
椅子に座ると、物語りが広がるようだった。
「いつか家族の椅子もあったら楽しいね。」とお互いに話していた。
お父さんの椅子、お母さんの椅子、妹の椅子。
今回の栗太郎展で、それは実現した。
栗太郎ファミリーそれぞれから、イメージして作って頂いた椅子。
出逢いを重ねて、また新たな物語が広がっていく・・・・・・
「栗太郎展」11/20(火)~12/8(土)
1日教室「私の栗太郎を作ろう!」
私ならではの小物を持たせる「私の」栗太郎
ぎゃらりぃ木屋さんに特別に作って頂いた栗形の椅子
手作りの椅子は、その形その木目も豊かな表情
出来上がった作品をその椅子にのせる。
栗太郎の体は、和紙をよったマロンクリーム
顔は、栗の渋皮煮
クリームの巻具合
栗の大きさ、形、角度
手から生まれる形は、その人のかたち
小物がなくてもその姿は、本当に一人一人個性豊か
最後に思い思いの小物を作る。
お花が好き、本が好き、お菓子作りが好き・・・
いくつか見本を作っていたけれど、予想以上の豊かさだった。
「好きだけれど、私は不得意。
でも、できたらいいなと思っていたことでした。」
それを作って持たせた方
そんな発想もあったのかとハッとする。
「私の栗太郎を作ろう!」
これから生まれるたくさんの栗太郎
なんてわくわく楽しいことなんだろう・・・
紙の温度・1日教室「私の栗太郎を作ろう!」