透けるほどに薄い和紙、典具帖紙(てんぐじょうし)
その中でもごくごく薄い典具帖紙
透明な夏の和菓子が作りたくて、たどり着いた薄さだった。
目にも涼やかな葛まんじゅうの透明感
実物をまじまじと観察する。
餡がのぞく透けたところ
その奥行き
次第に白へと移っていく姿
1枚の和紙
2枚の和紙
和紙が重なるような透明感
典具帖紙で表現できるかな。
夏の和菓子と典具帖紙
| 2020.08.11 Tuesday
透けるほどに
| 2020.08.04 Tuesday
透けるほどに薄い和紙
てんぐじょうし
その和紙を帯状に切る。
呼吸をしているように、ゆらゆら揺らぐ。
それを三つ折りにする。
折り目ができ、また新たな表情に。
そこから手でちぎり、花びらを作る。
たくさん作る。
くり返し作る。
祈りのような白い花びら。
心に映る
| 2020.07.31 Friday
オリーブに実がなってる。
リゾートホテルの通路みたい。
四角い窓に一つ一つ異なる影、青く光る水・・・
月1回の定期教室
5回目の夏
今まで気づかなかった小さな発見
「力を抜いて作ると、和紙が助けてくれる。」
心に響く、生徒さんからの言葉
いつも見上げていた大きな木
青々と茂る葉
その木に囲まれたようにのぞく青い空
これから色濃くなっていく高い空
いつも見ていた同じ風景
心に映る今日の風景