展示会初日、ボルドー市庁舎サロンにて歓迎パーティー
皆、晴れやかな笑顔
素晴らしい仲間と至福の時
美しいボルドー市庁舎
美しいボルドーの月
・・・翌日は、サン・レミ教会展示会場でオープニング・パーティー
たくさんの方々に囲まれ、宮崎美枝子さんの琴の演奏
美しく豊かな音色に聴き入って・・・
その後は、ティーパーティー
日本からのお菓子・駄菓子をつまみながら・・・
余談ですが・・・
その日来られたあるフランスのご婦人が、和紙スイーツの和菓子作品をティーパーティー用の
お菓子だと思われていたそうです。
3日後に再びご来場された際、まだ和菓子がありビックリ!
ようやく作品だとわかり、また驚かれて・・・(笑)
ご婦人とはこのお話をきっかけに、すっかり話に花が咲きました・・・。
その後も楽しい笑い声が続き、
サン・レミ教会に柔らかに響き渡り・・・
ティーパーティーの夜は、甘く更けて・・・・・・
ボルドー記(3)心華やいで
ボルドー記(1)「日本文化・伝統と現在展」サン・レミ教会展示会場より
世界遺産の場所、ボルドー「サン・レミ教会」
見上げると美しく高い天井・・・造形、自然光ふり注ぐ豊かにきらめく空間
そこで行った「日本文化・伝統と現在展」
和紙・染織・書・絵画など、約20名の作家による合同展
それは美しく神々しい場所で、かけがえのない出逢いと絆を深めた時間となりました。
皆それぞれが、この壮大な空間と向き合いながら展示した作品たち。
和紙スイーツの展示は、美しい柱にタペストリー作品を。
作品タイトル「甘い流れ」
洋菓子と和菓子の立体作品
和菓子作品の一つは、「四季の和菓子」
もう一つは、桜をテーマにした「包みと和紙スイーツ」
~ラッピング工作家・山田てるみ氏とのコラボレーション~
作品の向こうにも、作品が見えて・・・
何とも豊かな空間です。
もうひとつ、この展示会の大きな要素「ワークショップ」
会期中、会場内で毎日ワークショップが行われていました。
書・篆刻・和紙漉き・染め・和とじ本・風呂敷包み・文香・折り鶴・・・などなど。
和紙スイーツも行いました。
どのワークショップも皆さんとても楽しんでいらして・・・言葉はいらないのかも知れないな・・・と。
会期中、いろいろ感じた、かけがえのない時間でした。
展示会場を行き来しながら目に映った美しい光景、足を伸ばした観光地、
美味しい食事、楽しんだスイーツ・・・
新たな場所での新鮮な感覚
初めての経験と感動
場所は違っても心は同じだと感じた想い、変わらない大切なもの・・・
3週間、日常を離れてこそ感じた想いを、これから少しずつ綴っていけたらと思います。
今まだぼんやりと、どこか遠くを感じているようで・・・
遠くも近くも同じようでもあり・・・
今、この場所が一番幸せだと感じながら。
あのふうけいを
小原和紙工芸作家、加納登茂美氏・恒氏の展示会
~イリュミナシオン・幻視の風景~
6日間の展示会は、心地よい風が吹くように過ぎていきました・・・
夏の日差し降り注ぐ中、足を運んで下さった多くの方々と豊かな出逢いを重ね、
私もまたたくさんの幸せな時間を頂きました。
ありがとうございました。
加納ご夫妻の和紙の世界に、
螺澤智子さんの「和紙の衣服」
「和紙スイーツ」
それぞれの和紙
それぞれの表情
どんな表現も受け止めてくれる和紙
和紙なる大地のよう
会場に流れる、夢のような時間・・・
ご夫妻が綴られた、詩のようなメッセージが浮かびます・・・
・・・ふしぎなそのゆめ・まぼろしを
あしたのかぜにそっとねがう
とどかぬおもいとむなしさも
すべてをこめてあのそらの
たかいところをふくかぜの
おとなきおとをききながら
イリュミナシオン!
いつかきっとあなたもみる
あのふうけいを
加納登茂美氏・恒氏「幻視の風景」
~ 展示会メッセージより ~