以前だったら、もう捨てていたかも知れない。
つぼみで頂いたオレンジ色の百合
ふんわり花開き、美しい色を何日も眺めた。
だんだん色褪せ、少しずつしおれていく。
小さくなってくカタチ
薄くなっていく花びら。
その花びらは、レース模様のよう。
艶やかに伸びる飴細工をも思い出す。
以前だったら、もう捨てていたかも知れない。
今はまた別の何処かへ向かうように感じて。
和紙スイーツとは、和紙を用いてお菓子から広がる
イメージを表現した倉 美紀のオリジナル作品です。
以前だったら、もう捨てていたかも知れない。
つぼみで頂いたオレンジ色の百合
ふんわり花開き、美しい色を何日も眺めた。
和紙で花束のように包まれた藤袴
届いた封筒から出てきて、驚き、感激した!
秋の七草の一つ藤袴
美しい薄紫色
摘みたての強い香り
平らになっていたけれど、あまりの瑞々しさに水につけた。
何日かして、もこもこと何かが膨らんできた。
綿毛が膨らみブーケのように!
初めて近くで眺めた藤袴
強い香りはやわらいで、桜餅のような香りがした。
めずらしい青い実
カメラをのぞいたら、しずくがキラキラと。
青い実
しずくの実
光りの実
小さな粒の三重奏みたい。