愛知県の小原和紙工芸作家、加納恒・登茂美ご夫妻が漉かれた和紙です。
現在展示中のギャラリーで求めました。
幅20cm、長さ95cmの「長和紙」は、本来文字を書くために漉かれた美しい和紙です。
私はその模様や色合いをとても素敵に感じて、個展で立体作品を飾る際に使っています。
今回は、スイーツのような甘くキュートなイメージを感じて選びました。
和紙には、糸が軽やかに踊り・・・
甘いキャンディーのような色がふんわり浮かんで・・・
口紅で模様を付けられたものもあり・・・
見ているだけでワクワクしてきます。
その和紙に「和紙スイーツ」を置いてみました。
ワイン色のシルク糸入り和紙には、「葡萄のパイ」を。
愛らしいピンクの木綿糸とビーズ入り和紙には、
「ラズベリームース」を。
口紅で付けられた模様の和紙には、「おめかしホワイトチョコムース」を・・・。
素晴らしい和紙と向き合っていると、自分の中で新しい何かが生まれてくるようです。
これからどんなスイーツの物語をのせていこうかな・・・。
和紙と出逢い、そこから感じたイメージを一つずつ形にしていくのが楽しみです。
~5/28(土)まで
「和紙の力」加納恒・登茂美ご夫妻
ステージ・あうんにて
出逢いの和紙
| 2011.05.22 Sunday