「ハレの日、ケの日」
ふと目にした一文
「ケの日」ってなんだろう・・・?
調べてみたら、「晴れの日」に対して「普段の日」という意味だった。
最近、普段の日々に、目に映る小さなできごとに、心みちる。
その背景に物語を浮かべながら・・・
先日、雪の中に鮮やかに咲くロウバイを見た。
白一色の世界に、黄色い宝石がちりばめられたよう。
はっとするほど美しかった。
数日後、感激をその家の方にお伝えした。
すると惜しげもなく、枝を切って下さった。
嬉しさで心みちる・・・
毎日くりかえす日々に、毎日新しいことがあるようで。
小さいけれど、心いっぱいのできごと。
早春の香りが家の中に漂う。
明るい黄色が、冬の冷たい空気をゆるめるよう。
ハレの日、ケの日
ケの日の中に、心ハレの日
ハレの日、ケの日
| 2016.01.22 Friday